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考えていること

よい境遇にある人は、そうじゃない人のことはわからないものなのかな

【2015/11/03追記】 実際にホームレス支援をしている人の言葉は、やっぱり重いです。 ネット右翼って一口に言うけど、いろんな位相がいるんだろうな。SEALDsに対してまぶしさを感じてるような人もいるんじゃないかな。実際、僕が知っている、路上で見ている…

「こだわり」というラベリング

たとえば幼少期に親から虐待されていたことをとめどなく話し続ける人がいたとします。そういう場合、なぜ親が虐待をしたのかについて、その人なりにある程度の結論は出ていることが多いといいます。けれど、「そうなんだけど、そう思いたくない」という思い…

折れやすい芯

数十年ぶりに、週刊少年マガジンなんてものを買ってみました。 読みきり作品の「聲の形」(大今良時・作)を読むために。 正直、ネットで言われているほどのインパクトは感じませんでした。が、考えさせられる部分はあったので、軽くレビューしたいと思いま…

不器用な、衝動

ヴィレッジヴァンガードで、棚に平積みされてたのをたまたま見つけて、購入。 ジェットコースター・ストーリーっていうのかな。一気に読めました。志乃ちゃんは自分の名前が言えない作者: 押見修造出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2012/12/07メディア: コ…

自由度、高めたい

前のエントリから、続いてるような続いてないような…。でも、テーマとしては連続しているので、あわせて読んでもらえるとわかりやすいかも、です。電話勧誘の「手口」数年前から、セールスの電話が頻繁にかかってくるようになりました。相手はその都度違うの…

自己決定をめぐるあれこれ

前回のエントリの最後で書いた、『大変さの多い人ほど自己決定が求められる、あるいは「他己決定」が行われてしまう』ことについて、もう少し書き進めたいと思います。疾患と自己決定これは他人事ではなく、自分が身をもって感じたことです。慢性化した精神…

ぐずぐずしようよ

精神分析的な視点からの近代家族史研究家であるエリ・ザレツキーは、「自己決定」を特徴とする近代的「主体性」は、実は西欧人の「気のみじかさ short-temperedness」の現われだ、という面白い指摘をしている。つまり、人間は様々な状況の中で、外から与えら…

善意の悪意

3年ほど前、社会福祉士の養成校に通っていた時、障害者の事業所で1ヶ月ほど実習をしました。そのとき同席させてもらった会議で話されていたことが、今でも心に残っています。 その事業所は主に身体障害の利用者が中心だったのですが、ある時、精神障害(薬物…

風呂敷広げよう

いつまでもブログのトップが年賀状なのもアレなので、そろそろ更新。 予告通り、この4月に入学する大学院での研究テーマについて書きたいと思います。とはいうものの、とても1つのエントリで書きつくせる内容ではありません。どう書いていこうかと悩んでい…

本人の代わりに謝って、何を守るというのだろう

スーツと煎餅(せんべい)はいつも職場に置いてある。煎餅はできるだけ日持ちのするものでなくてはならぬ。障害者施設で30年以上働いてきたKさんはそう言って笑う。 コンビニで商品を並べ替えたがる障害者がいる。順序や形状に独特のこだわりがあり、自分…

障害者差別禁止法制パブコメに投稿しました

11月5日締め切りの「障害を理由とする差別を禁止する法制に関する意見募集(パブリックコメント)」に投稿しました。 以下、私の投稿を全文掲載します。御意見等(理由を含め1,000文字以内)まずは、差別禁止部会の意見のうち、「総則」について述べたい。部…

忘れ物

小学3年生から4年生ぐらいの頃、私は忘れ物が多い子どもでした。ほぼ毎日のように、学校に何かしら持っていくのを忘れていました。 いま考えると、どうしてあんなに忘れ物をしてたんだろうと思うほどです。そのとき通っていた小学校では、運動会になると全学…

私が落合博満を好きな理由

昨日、テレビで野球中継をしていました。中日-巨人戦でした。 最近はあまり野球を見なくなっていたのですが、久しぶりに見ました。それは、落合博満さんが解説をしていたからでした。解説者としての落合さんは、決して喋りが上手いとはいえません。どちらか…

過激的映像表現論

特にタイムリーな話題でもないのですが、最近読んだ本の中で触れられていたので。知っている方も多いと思いますが、「バトル・ロワイアル」という小説・映画があります。 小説のほうは高見広春という作家が書いたもので、ある小説賞に応募して選から漏れたの…

抽象的で、生々しい

毎週土曜日の朝、「サワコの朝」というテレビ番組が放送されているそうです。エッセイストでタレントの阿川佐和子さんが、毎回1組のゲストを招いて対談するという内容です。「”徹子の部屋”みたいな番組」と言えばわかりやすいかもしれません。 先日、ふとし…

「愛」って曖昧で非論理的

久々にブックレビュー、というか感想です。 逢坂みえこ『プロチチ(1)』講談社(イブニングKC) 主人公の徳田直は、敏腕編集者の妻・花歩と、0歳児の息子・太郎との3人暮らし。いい大学を出ながらも、社会にうまく適応できずに退職を繰り返して、今は無職…

ビジュアルノベル「かたわ少女」をプレイしてみた

かたわ少女は、現代の日本のどこかにある架空の障害児学校「山久高校」を舞台にした美少女スタイルのビジュアルノベルです。平凡な人生を送っていた普通の青年、中井久夫の暮らしは、先天性の心臓疾患によって大きな変化を強いられます。長期間の病院生活の…

「タイガーマスク運動」にいまいち賛同できない理由

12月頃から、全国各地で児童養護施設に寄付が相次いでいます。いわゆる「タイガーマスク運動」と呼ばれていますが、自分は少し違和感を覚えます。その理由を書きたいと思います。 ■なぜ児童養護施設なのか 漫画のタイガーマスクは、自身が児童養護施設で育っ…

遺志

夏休みに実家に帰ったときに母親と話していて、自分が死んだとき(または死ぬ直前になったとき)どうしてほしいかという話になりました。 まず、死ぬ直前は、 ●延命処置はとらないでほしい。 ●脳死になったら、臓器提供OK。 そして死んだら、 ●通夜・告別式…

障害者が働くということ・その3

いったんは、疑問が「すっと晴れた」はずだったのですが、まだ自分の中でモヤモヤとしています。そんな時に、学校の授業でも「(旧)授産施設」のあり方について取り上げられました。旧法での授産施設は「就労移行支援」「就労継続支援」「生活介護」などに…

障害者が働くということ・その2

今日、ある障害福祉サービス事業所を見学させてもらい、職員や法人の理事長の方と話をさせていただきました。せっかくの機会だったので、先日のエントリで書いた疑問をぶつけてみました。国は「脱施設」ということで一般就労へ結びつけようとしているけれど…

障害者が働くということ

6日間の採用実習試験が終わり、ヘルパー2級の実習から続いていた「実習漬けの日々」から解放されました。やり遂げた達成感と、得たもの・考えさせられたものの大きさを感じています。採用実習の最初の3日間は、重症心身障害と呼ばれる人が日中を過ごす事業所…